JIRAA検定(ジラ)

JIRAA検定:産業用は、「一般社団法人 日本産業用ロープアクセス協会」が、安全で正しいロープアクセスを普及させるため実施している「ロープアクセス技術検定」です。
通称:Japan Industrial Rope Access Asociation (Jiraa) 、一般呼称 ジラ(Jiraa)

当初、消防関係者向けに検定をスタートしましたが、現在は産業(建築・土木・電力等)の現場で働く技術者にも検定の門戸を拡げ、より多くの方に安全で正しいロープアクセスを学んで頂く機会を提供することになりました。

GRAB合同会社はJIRAAが行う本活動に賛同し、JIRAA検定を提供する事となりました。

一般社団法人 日本産業用ロープアクセス協会の目的と役割

  1. 日本国内における安全なロープアクセス技術と知識の普及を目的とする
  2. 国際的な他のロープアクセス団体と連携を取り、最新の情報を研究し普及する
  3. 労働安全衛生規則に規定された「特別教育」の開催。
  4. ロープアクセス・ロープレスキュー大会の開催又はJIRAAの趣旨に即した大会の支援・協賛。
  5. 国際的に通じるロープアクセス・ロープレスキューの指導員の育成。
  6. JIRAAの目的を達成するために必要な事業。

JIRAA検定詳細は「JIRAA」WEBサイトをご確認下さい。
一般社団法人 日本産業用ロープアクセス協会 JIRAA

JIRAA検定:産業用の制度について

JIRAA検定では検定受検に必要なトレーニングを事前に受講する必要があります。
規程のトレーニングを修了すると、検定の受検資格が付与されます。

JIRAA検定は消防士の方向けのRescueC~Aと産業用のレベル1~3と別れています。

JIRAA検定:にはRescueC(レベル1)、RescueB(レベル2)、RescueA(レベル3)の3段階の検定があります。
各レベルの検定受検には各レベルのトレーニングを受講する必要となります。
なお、受講可能なトレーニング及び受検可能な検定レベルは現在保有しているJIRAAレベルの1段階上のレベルに制限されます。

例:JIRAA資格なしの方 →RescueC(レベル1)トレーニング受講→RescueC(レベル1)検定受検
※RescueB(レベル2)へのチャレンジはRescueC(レベル1)保有が必須となります。

JIRAAのレベルについて

JIRAA RESCUE C(レベル1同等)

IRATA・SPRATのレベル1と同等の内容です。ロープアクセスの基本動作が全て含まれています。
JIRAA公認インストラクターの下で最低3日以上(連続でなくても良い)のトレーニングを受け、トレーニングを完了したら「RescueC(レベル1)」の検定を受検する資格が得られます。

JIRAA RESCUE B(レベル2同等)

IRATA・SPRATのレベル2と同等の内容です。RescueC(レベル1) の認定資格が必要です。
JIRAA公認インストラクターの下で最低3日以上(連続でなくても良い)のトレーニングを受け、トレーニングを完了したらRescueB(レベル2同等)の検定を受検する資格が得られます。

JIRAA RESCUE Aレベル3同等)

IRATA・SPRATのレベル3と同等の内容です。RescueB(レベル2) の認定資格が必要です。
JIRAA公認インストラクターの下で最低3日以上(連続でなくても良い)のトレーニングを受け、トレーニングを完了したらRescueA(レベル3同等)の検定を受検する資格が得られます。

トレーニング内容などの詳細は協会WEBサイトをご確認下さい。
JIRAA検定のトレーニング項目等 JIRAA

JIRAA検定:産業用のフローチャート